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2018/02/15

4th HASMS 2018 in Nagoya でシンポジストとして発表しました @ 今池ガスホール 名古屋 11, Feb., 2018



名古屋の今池ガスホールで行われた、第4回 HASMS(Hip Arthroscopy Seminar for Medical Staff:メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー)でシンポジストとして発表しました。

内容は「股関節鏡に関わるメディカルスタッフ間の連携について〜PTの立場から」についてです。

股関節鏡術後に限らず、術後患者さんに対するメディカルスタッフ間の連携は術後成績を良好に経過させるために重要であると考えています。

今回は施設間PTの連携にフォーカスを当ててお話をさせて頂きました。

股関節鏡術後のリハビリテーションではThe Steadman Clinic(Dr. Marc J Philippon)で用いられているプロトコール(術後スケジュール)をmodifiedしたものを使用している施設が多いです。私が勤務している京都下鴨病院も同じくです。
こちらがそのプロトコールで、産業医科大学若松病院の内田宗志先生が作成されたもので、同病院 高橋誠先生が和訳されたものです。

このプロトコールでは基本的に股関節唇の修復過程を阻害しないように4つのPhaseで構成されています。

Phase I:術後早期 0〜4週 

Phase II:術後中期4〜8週 Phase III:アドバンス期8~12週 

Phase IV: スポーツ復帰16週以降 

Phase I 目的 縫合した関節唇の修復をできるだけ保護。 1)疼痛軽減、消炎鎮痛2)修復した関節唇の保護(あまり激しく動かさない)3)筋力の低下を抑制を目的にリハビリを行うアイソメトリック(等尺性筋力訓練)を行い他動可動域訓練は最初は緩やかに徐々に可動域を広げる。
3週までは リハビリをするとき以外は、装具を外転と回旋を防止する装具を装着する。
可動域の制限は

屈曲0-120°
外転 45°
外旋 0°(←これは重要です:無視すると遅発性の外側大腿皮神経症状を起こします)


等尺性訓練(大殿筋、中殿筋他)
エアロバイク
は術後翌日から開始。
他動可動域訓練は理学療法士の管理下に行う。

Phase II 術後中期(4~8週) 1)修復した関節唇の保護2)可動域を回復させていき、可動域を完全にする3)松葉杖をはずして正常歩行


筋力増強訓練を基本にリハビリを行う。 

コアースタビリティーを行いエアロバイクを抵抗をいれる。
片脚起立やバランス訓練可動域と歩行が完全によくなれば、筋力を積極的に回復させる。この時期に痛みや引っかかりが有れば、関節唇の損傷が十分でない可能性があるので、無理なリハビリはすすめず、プロトコールを遅らせる必要が有る。
 
Phase IIIアドバンス期 (
スポーツ復帰までの準備 )
1)筋力回復 耐久性の向上2)心肺機能回復3)神経筋の制御を回復させ適合していく。


メニューとしては 
Lunges 
片脚スクワット  
アジリティーランニング
スケーティングプログラム
などを行う。

この時点で可動域および筋力を獲得し、疼痛がなければ、スポーツテストを行う。スポーツテストが合格すれば、 Phase IV スポーツ特異的なリハビリテーション復帰へとすすめ、徐々に競技復帰する。


股関節鏡を行う多くの医療機関でこのプロトコールを導入していると思いますが、股関節鏡手術後受けることに至る病態と背景は患者さんによって様々です。

このプロトコールは純粋な骨形態異常(Cam typeやPincer type、もしくはその両方)の患者さんに対するリハビリテーションでは有効であると思います。実際に円滑に回復している患者さんが多くお見えです。

しかし、背景にHip Spine Syndrome(含む腰椎椎間板障害)、潜在的なスポーツヘルニア、仙腸関節障害などを有する患者さんもお見えです。

施設間のPT連携においてはこの部分の評価をしっかりと伝える必要があります。

前述した各疾患の病態については、次の機会に記載したいと思います。

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2017/12/06

MSMCみどりクリニック&京都下鴨病院合同 股関節リハビリテーション勉強会@京都橘大学 11, Nov., 2017



MSMCみどりクリニックと京都下鴨病院の股関節リハビリテーション合同勉強会が京都橘大学を会場に開催されました。
産業医科大学若松病院の内田宗志先生が股関節唇損傷の診断と手術について、最新の知見も交えてご講演くださいました。
京都下鴨病院からは為沢一弘先生が股関節疾患の評価と病態解釈について、團野翼先生が股関節疾患に対する体幹トレーニングについて講義させて頂き、私が運動療法の実技を担当させて頂きました。
MSMCみどりクリニックの瀬戸口芳正先生の「お互いの得意分野をシェアしましょう!」というご提案から、今回の勉強会が実現しました。
次回は投球障害について私たちが三重にお邪魔して勉強させて頂く予定です。
今回のような施設間連携が多施設で行われることが、リハビリテーションの発展や患者さんにとって、とても有益だと考えています。
今回の勉強会では、京都橘大学の横山茂樹教授のご厚意で、勉強会の会場として大学施設を使用させて頂きました。
今回のような活動が、リハビリテーション医学の臨床、研究、教育の架け橋になればと思います。

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2017/04/23

整形外科リハビリテーション学会特別講演会「アスリートの股関節障害」@名古屋国際会議場, 22 Apr. 2017


羊ヶ丘病院 股関節外科部長 加谷光規先生を講師にお招きして、整形外科リハビリテーション学会特別講演会が名古屋国際会議場国際会議室で開催されました。

加谷先生とは2013年のISHA(国際股関節鏡学会)で出会い、以降股関節についてご指導いただいています。

僭越ながら私も前座として講演させていただきました。



加谷先生のご講演では多くの関節鏡所見をご提示くださり、それは臨床で我々理学療法士が「手」で感じている正にそのものであり、大変興味深く勉強になりました。理路整然とした加谷先生の医師としての思考過程に感銘を受け、刺激を頂きました。

今回加谷先生がご提示くださった関節鏡所見により私自身の臨床推論の幅も増やすことができましたので、今回学んだことを含めて患者さんへフィードバックできるように日々努力を積み重ねていきたいと思います。

会の終了後には参加者と加谷先生との懇親会も開催され、一緒に参加した京都下鴨病院のスタッフとともに加谷先生とお話をさせていただく機会がありました。その中で「真実は一つ」とおっしゃられた加谷先生のお言葉が印象に残っています。

自身の講演では未発表研究内容を提示させていただき、多くの先生方からご意見を頂戴することもできました。頂いたご意見をもとに更に研究を重ね、「一つしかない真実」に近づきたいと思います。


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2017/04/01

メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー 2017 in 京都 ご案内


この度、メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー 2017 in 京都 の当番世話人をさせて頂くことになりました。2017年4月1日現在、事前参加登録で130名を超える参加申し込みがありました。これも偏に皆様のおかげと心より深謝致しております。
当日の参加登録も可能です。日本における股関節鏡のトップリーダーである医師の先生方と股関節のリハビリテーションに卓越した理学療法士の先生方の講義を間近で聴講できる絶好の機会です。
股関節鏡についてだけではなく、画像診断、解剖、評価、アスリートに対する治療まで多くを学べることと思います。ぜひ万障お繰り合わせの上、ご参加ください。

開催概要
テーマ:股関節鏡の適応症例病態を理解する〜最新の股関節鏡視下手術と保存療法・術後療法の考え方〜
会 期:平成29年4月29日(土・祝)
    開場 午前9時30分 開始 午前10時 終了 午後5時
会 場:京都リサーチパーク サイエンスホール
    東地区1号館 4階 〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134
参加費:医師 5,000 円 コメディカル 3,000 円
参加定員:230名
■ 参加登録受付
事前受付:HASMS website内より登録フォームによる受付
当日受付:京都リサーチパーク東地区1号館4階ロビー
(事前登録で定員に達した場合、本ホームページ内にその旨を掲載した上で当日参加登録は行いません。)
■ 受付時間
事前受付:平成29年1月15日午前0時より4月28日午後11時59分まで
当日受付:平成29年4月29日午前9時30分から午後4時まで
詳細はHASMS website >>
https://hasms.jimdo.com/

2017/03/16

整形外科リハビリテーション学会主催特別講演会のご案内


【整形外科リハビリテーション学会主催特別講演会ご案内】
>>特別講演:
「アスリートの股関節障害:パトリックテストの意義を考える」
講師:加谷光規 先生(羊ヶ丘病院 股関節外科部長)


>>講演1:
「FAIの股関節鏡術後リハビリテーション」
講師:小野志操 先生(京都下鴨病院 理学療法部主任)

>>日程:平成29年4月22日(土)
>>会場:名古屋国際会議場 国際会議室
   名古屋市熱田区熱田西町1番1号
   アクセス http://www.nagoya-congress-center.jp/access/
>>参加費:会員 2,000円、非会員 5,000円
     (学生 会員 無料、非会員 2,000円)

※事前登録不要です。
※講演会終了後に懇親会を開催します。(参加費別途)

<プログラム>
15:00 受付開始
16:00 開会の辞 浅野昭裕 先生(整形外科リハビリテーション学会代表理事)
16:05-17:05 講演1
17:15-18:15 特別講演
詳細は整形外科リハビリテーション学会website
http://www.seikeireha.com

久々の投稿となります。2017年4月22日土曜日に整形外科リハビリテーション学会主催特別講演会が開催されます。毎年ご高名な整形外科医の先生がご講演くださることで恒例となっている本講演会ですが、今年は羊ヶ丘病院 股関節外科部長の加谷光規先生がご講演くださいます。加谷先生とは、2013年のInternational Society for Hip Arthroscopy(ISHA)でご一緒させて頂いて以降、いつも優しく股関節外科についてご指導頂いております。今回の講演会では僭越ながら私が前座で講演させていただく機会を頂戴しました。年度始めのお忙しい時期とは思いますが、加谷先生のお話をまじかで聴講できる絶好の機会と思います。是非ご参加ください。

2014/11/06

第10回股関節鏡フォーラムに参加しました Nov 2, 2014 @ サンルートプラザ新宿 東京


日本股関節学会学術集会の翌日に開催された第10回股関節鏡フォーラムにも参加しました。学会とは異なり股関節鏡下手術のテクニカルな部分の内容が多く、股関節鏡視下手術のトップクラスのドクターの工夫や考え方を学ぶよい機会となりました。


船橋整形外科病院スポーツ医学センターの土屋明弘先生のご講演では草創期の関節鏡視下手術の大変さを動画でご紹介頂き、ほんの14〜15年前までは手術器具も今ほど充実しておらず、ドクターの先生方のアイディアや工夫でここまで進化してきているんだということを感じました。我々理学療法士もシンプルかつ工夫に富んだ理学療法を行ない進化していく必要を感じました。

関西医科大学の和田孝彦先生のご講演では日本人に多い臼蓋形成不全股とFAIに対する股関節鏡視下手術のReviewを詳細に伺うことができ、股関節鏡視下手術の限界と人工関節に至期間の理学療法のあり方について考えることが出来ました。


産業医大若松病院の錦野匠一先生はAIIS骨形態によるFAI手術後の治療成績についてご発表されました。私自身が注目している部分でのご発表は大変参考になりました。

今回の日股会とフォーラムで多くのことを学び考えることが出来ました。一つ一つ整理して今後の臨床に繋げたいと思います。

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2014/11/05

第41回日本股関節学会学術集会に参加しました Oct 31 - Nov 1, 2014 @ 京王プラザホテル 東京


日本股関節学会学術集会に参加してきました。
今回、日股会に参加した大きな目的の一つはLarson先生の講演を聴くことでした。Larson先生とは今春北九州で行われたAPHAMで面識があり、それ以降いくつか論文を読みましたが、FAIに関する論文や発表を多数されています。特に昨年発表されたAIIS impingementに関する発表は、まさに私が臨床で感じているものを発表されておられ、概念を基にした運動療法は効果的で、改めて是非お話を直接聴きたいと思っていました。講演後にLarson先生に直接質問出来る機会があり、RFについていくつか質問させて頂き、サジェッションを頂くことが出来ました。


言うまでもなく、私が股関節について考えを深めることが出来た最大のきっかけは昨年ISHAでの内田宗志先生との出会いがあったからです。今夏から当院でも内田先生の診療と股関節鏡視下手術が始まり、担当させて頂く症例が増えてきています。股関節鏡視下手術やFAIのいろはを教えて頂いた師匠といえる先生です。

今回の日股会参加のもう一つ目的は、来年ISHAでの発表に向けて考えを深めることです。今回の日股会では初めてリハビリ部門のシンポジウムが行われ、日本の理学療法士の現状を知ることができました。今後さらに臨床を重ねISHA Physio courseでの発表に繋げたいと思います。


今回の日股会ではFAIの診断基準についてシンポジウムが行われ、熱く議論が交わされました。その中で凡その診断基準の方向性が定まり、今後のFAI診断に活かされていくものと思います。


日股会終了後には股関節鏡志士の会(日本の股関節鏡治療をリードする先生達の懇親会)に参加して楽しくも、勉強になりました。このような先生方との繋がりは私にとって本当に財産だと思います。

今回の日股会参加で得たものを今後の臨床と来年のISHAでの発表に繋げたいと思います。

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2014/10/27

第95回整形外科リハビリテーション学会京滋支部京都会場でFAIの講義をしました Oct 25, 2014 @京都下鴨病院


今年最後の定例会が10月25日に行われました。
鈴木千愛先生の症例検討1題と私がFAIの講義をしました。

FAI(femoroacetabular impingement)に対する運動療法はまだまだ確立されておらず、診断基準や症状に対する解釈についても議論がなされているところです。

今回は私の臨床経験から臨床上疼痛のトリガーと推察される大腿直筋に対する治療方法について簡単に解説して実技を含め報告しました。

今夏より産業医大若松病院診療教授 内田宗志先生が当院でも月1回診療を開始され、当院での股関節疾患の患者さんが増加してきています。

私自身がまだまだ勉強している段階ではありますが、内田先生にご指導頂く中で画像評価、理学所見、病態解釈など少しずつではありますが、理解が深まり臨床に反映出来てきていると実感しています。

今後、治療成績を含め臨床研究を進め、患者さんの回復に少しでも貢献出来るよう努力していきたいと思います。

11月にEPoch主催のセミナーで私が現状知りうるFAIを含む、股関節前部痛に対する運動療法について講演をさせて頂きます。ご興味がありましたら是非ご参加ください。

テーマ:「股関節前部痛に対する機能解剖学的評価と治療 〜股関節唇損傷における保存療法と関節鏡視下手術後療法の診方を中心に〜」

講 師:小野志操(京都下鴨病院 主任理学療法士)
実技アシスタント:為沢一弘先生(京都下鴨病院)、一志有香先生(京都下鴨病院)

開催日:平成26年11月23日(日)10:30〜16:30

会 場:市民交流センターよどがわ(大阪市淀川区)

参加費:8,500円

お申込はEPochホームページより
http://seminar.ep-och.com/seminar/790

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2014/06/29

メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー in 東京 @長井記念ホール 29, Jun 2014



東京 渋谷の長井記念ホールで行われた、メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー in 東京 2014に参加してきました。

股関節の解剖から股関節鏡視下手術、術後・保存のリハビリテーションまで充実した内容のセミナーでした。


北海道から九州まで全国から多くの医師・理学療法士などの医療従事者が集まり、最新の知見について学ぶことが出来ました。

股関節の痛みについて、FAIの症状について、研究を進めていきたいと思います。

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