私が勤務している京都下鴨病院が主宰している下鴨整形外科疾患フォーラムが開催されます。
第8回目を数えるフォーラムですが、今回のテーマは「反転型全人工肩関節置換術について」です。
反転型全人工肩関節置換術(いわゆるリバ-スショルダー)は昨春より日本でも認可されて、肩腱板広範囲断裂症例や変形性肩関節症の治療などで普及してきています。
当院でも森大祐先生が手術を行われていて、私も術後リハビリテーションを担当させて頂いています。
リバースショルダーに関しては海外の論文でも様々な報告がされていますが、本邦においてもその適応や術式、術後リハビリテーションなど、今後検討を重ねていかなければならない事が多くあります。
今回は千葉大学大学院医学研究科の落合信靖先生をお招きしてご講演頂きます。
もちろんコメディカルの参加も可能です。残念ながら、私は開催日に札幌の股関節鏡セミナーに参加しているため、聴講することができませんが、興味のある方は是非奮ってご参加頂き、またいろいろと教えて頂ければと思います。
「第8回下鴨整形外科疾患フォーラム」
日時:平成27年3月14日(土) 17時より
会場:ANAクラウンプラザホテル 2階 平安の間
会費:1000円
一般演題:「当院における肩関節治療-反転型(リバース型)全人工肩関節置換術の小経験を含めて-」 森大祐先生(京都下鴨病院整形外科)
特別講演:「リバースショルダーを導入して -広範囲腱板断裂における神経障害合併例を含めて-」 落合信靖先生(千葉大学大学院医学研究科整形外科学)
日整会専門医研修単位取得可能(1000円を徴収させて頂きます。)
会終了後、情報交換の場を設けております。
お問合わせ: 京都下鴨病院地域連携室 岸村由希子 075-781-1158
共催: 下鴨整形外科疾患フォーラム、第一三共株式会社