2010/09/26

第19回整形外科リハビリテーション学会学術集会 2日目

1日目に開会宣言をされるULTIMATE FIGHTER先生

会場の様子

今日の朝9時10分から、学術集会2日目が始まりました。
朝から熱い討論が繰り広げられ、午前中には魔王仕入れ係先生の発表がありました。
橈骨頭骨折の症例報告でしたが、なかなかの治療成績に関心。

昼食兼評議委員会では、来年度の学会運営についてkissy先生はじめ、理事の先生方からの説明がありました。今年の学術誌が完成したとのことで、到着するのが楽しみです。あと、OH!NO!DXは学会のAKB担当に任命されました。微力ながら頑張ります。

さて、午後からはsyuyan先生がCPOに対する治療成績を特に歩行獲得に着目して発表されました。手術操作を考慮しての理学療法の展開に納得。同じセクションでishi先生の腰椎不安定性症例の報告では荒削りながらしっかりと病態考察が出来ていることと、治療結果にまたまた関心しました。

最終の超音波画像診断装置を使った主題発表のセクションで、TOPKART(支部長)先生のTKAの発表、豊○先生のprefemoral fat padについての研究報告に引き続きOH!NO!DXの『箸休め』的症例報告、insolist先生による正中神経症状に対する症例報告、そしてCOFFEE先生による上腕三頭筋内側頭の動態についての研究報告が行われました。

OH!NO!DXを除いてはどの演題も素晴らしい内容ばかりで、エコーを用いた病態考察、臨床応用、研究がここまで進んでいるのかと、そのレベルの高さに驚きました。

今回の学術は本当にレベルが高く、勉強になりました。やはり、ちゃんと理学所見を取り、病態を解釈して治療を行い、効果判定と考察をする。この当たり前のことがしっかり出来ていると、ここまでの治療成績が出るんだなぁ~ってことを感じました。

いい刺激になりました。明日からの臨床も丁寧に所見を取り、病態を考察し、治療を行う。この当たり前のことを当たり前に行っていきたいと思いました。

学術集会を運営してくださった先生方、演者の先生方、参加された先生方、本当にお疲れ様でした&ありがとうございましたm(_ _)m

第19回整形外科リハビリテーション学会学術集会 1日目


昨日・今日は第19回整形外科リハビリテーション学会学術集会に参加している。今年の会場は名古屋の今池にある今池ガスビルホールだ。会場は満員で熱気ムンムンである。

例年同様、今年の学術もかなりレベルが高い。勿論、オール臨床なのだが、どうレベルが高いかというと、その病態考察のすごさである。

第1日目の発表を聴いていて、正直度肝を抜かれた。どの発表も一つ一つの症状を丁寧に考察し、解釈し、治療を行っている。

そして緊張の中にも、和みがあり、サジェッションがあり、まさに日本で一番ホットな学会だ。

近江理学療法勉強会からは初日にReal Rider先生が発表されたし、ケージー!先生が座長で登場された。お二人ともお疲れ様でした。Real Rider先生の発表良かったです。鎖骨骨折に対するG-H jtの拘縮予防について、鎖骨の転位を考慮した治療方法の紹介は興味深いものでしたし、ケージー!先生の座長もテキパキとしていて、場が締まりました。

そして学術集会1日目終了後には会場近くで懇親会が開催されました。


写真中央は東京○科□科大学のY先生です。Y先生には懇親会後の2次会でお話させて頂く機会を頂きましたが、偶然にもOH!NO!DXと同い年ということが分かり、なのに理学療法士としての努力量は半端ありません。また近江で講演していただくお約束を頂きましたので、是非皆さん期待していてください。


大御所の先生方も…


脂ののっている先生方も…


若手の先生方も…

皆さん楽しく理学療法談義に華が咲きました。学術集会そのものも勉強になりますが、こういう場所でざっくばらんにお話することがかなりためになりますし、新たな刺激も貰えます。

明日(というか、もう今日ですが…)の第2日目には、近江理学療法勉強会から魔王仕入れ係先生、ishi先生、syuyan先生、COFFEE先生が発表されます。そしてOH!NO!DXもです…。

COFFEE先生とOH!NO!DXは主題での発表となります。今からもう一度原稿を読んで、最後の準備をしたいと思います。

明日も熱い一日になりそうだ。


2010/09/25

理学療法士としての心

OH!NO!DXは整形外科領域の理学療法を得意としている。と、いうか好きです。
整形外科領域の理学療法といえば、一般的なイメージとして関節をコネコネしたり、筋力強化したり…って感じなんだと思います。

もちろんそれは間違いでは無いんですが、同じ理学療法士にも勘違いされている部分は少なくないようで。

リハビリテーションとは全人的復権ということを理念として掲げているわけです。

まぁ大きなテーマなわけですが、そこを考えると『関節や軟部組織だけを診て考えるのはどうか?』という意見が生まれてくるようです。

リハビリテーションが医師の世界のように分科化していくのはどうか?って意見もあります。

正直な所、OH!NO!DXには難しい概念的なことは分かりません。

でも、一つ伝えたいことは、整形外科領域で理学療法を行っている理学療法士が患者さんの人間性を蔑ろにして関節や軟部組織を診ているわけではないということです。

狭い意味でいえば、理学療法の最終目標は、患者さんが元通りの生活を送れるように身体機能を回復するということにあることには異論は無いと思います。

その中に整形外科領域に特化している理学療法士が居てもいいんではないでしょうか?

『そのためには圧倒的な治療技術が必要になる。』…から難しいというなら、それは逃げにしか過ぎないとOH!NO!DXは思います。

そこへ向かって、臨床で、研究で、努力している人をOH!NO!DXは尊敬してやみません。

もちろん魔法使いではありませんから、全てが元通りになるわけではないし、患者さんのモチベーションや心理状況が大きく理学療法に関わることを否定はしませんし、そういうことも大切なことです。

そしてそういうことを臨床で、基礎で、研究している人が居る事を否定もしません。

本質的なことは、そういうお互いの研究を統合できるようなシステムが構築されていないことのように思います。とはいえ、OH!NO!DXには具体的にどうすればいいのかっていうアイディアはありませんが…。

整形外科領域で理学療法を行っている人間は単に関節や軟部組織を診ている、何かあれば筋力強化に走るっていうイメージそのものを払拭していかなければならないのかもしれません。

なぜ患者さんは悩み苦しむのか、それは思わぬ怪我をし、病気をし、今まで当たり前に出来たことが出来なくなるから、もしくは自分の周りの人が当たり前に出来ている事が、自分には出来ないと気付いたときから始まるのではないでしょうか。

誰も怪我をしようと思って怪我はしないし、病気になろうと思って病気にはならないわけです。

そこを元に戻そうとする中に、整形外科領域の治療の一つとして理学療法があると思います。

要素還元的な発想と言う意見もあります。きっと、そうなのでしょう。

だからと言って、患者さんの気持ちや情動を無視して、ただ単に関節をコネコネしているというのは違います。

「すべては患者さんの笑顔のために」なわけです。そのために研究し、発表し、論文を書き、科学としての治療を模索しているんです。

そして今日も全国で、患者治療に汗している理学療法士がいるわけです。

OH!NO!DXは今から名古屋で行われる第19回整形外科リハビリテーション学会学術集会に参加してきます。

患者治療に情熱を持った理学療法士たちの臨床を勉強してきます。

こういうことの積み重ねが理学療法士としての大切な『心』だと思います。

2010/09/23

査読依頼がきた


第46回日本理学療法学術大会演題査読依頼が届いた。査読かぁ~、OH!NO!DXごときがである。

なんだか分不相応な気がしてならないんだが…。


でも、お役に立てるのであれば、引き受けようと思って、今日「査読者登録」をした。
 
ちゃんとした査読が出来るよう、勉強しなければならない。これもまた自分の成長のためかもしれないと思った。
 
来年の全国の準備そろそろしなければ。

2010/09/19

第50回近畿理学療法学術大会 in 和歌山


第50回近畿理学療法学術大会に応募していた演題が採択された。口述での発表になった。

11月21日(日) 和歌山県民文化会館で行われる。

近江理学療法勉強会からはOH!NO!DX以外にもsyuyan先生とishi先生の演題も採択されたそうだ。

二人ともいい発表みたいだし、OH!NO!DXも頑張らねば!

2010/09/17

奈良北和整形外科リハビリテーション勉強会



10月17日の日曜日に『奈良北和整形外科リハビリテーション勉強会』へお邪魔させていただく。

学会形式で症例報告会をされているみたいで、症例報告会終了後に2時間ほど肩関節の講義をさせていただくことになった。

講義の後半には実技をすることになっているので、時間内に収まるように考え中だ。いつもついつい時間をオーバーしてしまうので、気をつけないと。しっかりと準備していこうと思う。

奈良県以外の方でも参加できるみたいなので、ご都合が付く方は是非参加なさってください。

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