北九州市の産業医大ラマツィーニホールで開催されたAsia Pacific Hip Arthroscopy Meeting 2014に参加した。今回が第1回で今後、日本、韓国、香港などで開催される国際的な研究会だ。
アジア以外の国からも多くの医師が参加していて、股関節鏡に関する最先端の知識を学ぶことが出来た。リハビリテーションのセッションもあり、次の機会には私自身も必ず発表しようと心に誓った。昨年ISHAに参加し、CORSで発表して、国際学会への参加機会が増えてきた。国内の学会だけでなく、国際学会に参加することで、私たちが行っている整形外科領域の運動療法が世界水準であることを実感する。
今回のlectureで印象に残ったのは、Chris Larson先生(Twin Cities Orthopedics USA)が評価として私も行っているFADIRテストについてお話されていたこと。私の場合はlateral FADIRテストであるが、臨床の中で思考錯誤しながら考えた評価方法が十分通用することを確認できた。
今回は兄貴と慕う柴原基先生にJuggerKnotを用いてリレーの仕方をデモンストレーションして頂いた。実際に糸がかかる様子や縫合する所を間近に見ることができたことで、関節鏡手術に対する理解を更に深めることが出来た。
今回学んだことを臨床や研究に活かして、患者さんに還元できるよう努力を継続していきたい。
All for a smile of patient by OH!NO!DX