2020/05/05

The 2nd Annual Congress of Asia Society of Hip Arthroscopy & Preservation で発表しました Apr. 4-5, 2020

ASHA website
The 2nd Annual Congress of Asia Society of Hip Arthroscopy & Preservation で Femoroacetabular Impingement Syndromeに対する股関節鏡視下手術後の当院での理学療法とその1年成績について発表しました。今回の学会は新型コロナ感染症(COVID-19)感染拡大防止を目的にWeb開催となりました。
発表スライド
我々は股関節の解剖学とその機能に着目した理学療法を行なっています。(もちろん治療効果があるとされる、体幹トレーニングも併せて行なっています。)

当院の治療成績では手術後に股関節の可動域は術後3ヶ月、疼痛は術後6ヶ月で術前と比較して統計学的に有意に改善していました。特に可動域は今までされている報告と比較しても良好な成績となっています。一方で、mHHSやNAHSなどのPROの改善には術後12ヶ月を要しており、手術適応も含めて今後検討していくべき問題点も見出せました。

この様に自身の治療成績を振り返ることを重ねながら、より良い理学療法の提供を目指して日々研鑽していきたいと思います。

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