平成25年6月20日~22日の間、札幌市の札幌コンベンションセンターにて開催されました「第5回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)」で口述発表をしてまいりました。
人工膝関節置換術後の膝屈曲角には、術前の膝の状態に関連するもの、手術に関連するものや術後の後療法などがあり、多くの研究がなされていますが、今回我々が発表した内容は今までにほぼ研究がなされていない股関節の可動域と術後膝屈曲角の関係についてです。
今回の研究結果から術後に膝関節周囲の軟部組織に対する理学療法を行うだけではなく、二関節筋に対しての理学療法が重要であることを示すことが出来ました。
発表後は治療に情熱を持った整形外科医の先生方と医師と理学療法士の在り方や治療について日付が変わるまで熱く語り合い、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今回の学会を通じて学んだことを明日からの臨床に役立て、患者さんの治療に反映させていきたいと考えております。