2009/12/07

特別講演会


この週末に近江理学療法勉強会 特別講演会が開催されました。12月の土曜日ということで、忙しい中、100名を超す参加者でした。遠くは北海道、石川、鳥取から参加された先生もお見えでした。
今回ご講演頂いたのは、筑波大学大学院整形外科教授 落合直之先生でした。

言うまでもなく、末梢神経障害はもちろん、軟骨再生、四肢延長や神経延長など日本を代表する整形外科医です。そんな凄い先生がウチの勉強会でご講演をしてくださった訳ですが、内容は末梢神経障害全般に渡ってと、最新のトピックスである神経延長術について、基礎から臨床まで2時間ご講演くださいました。

整形外科医としての立場から神経障害についてご講演くださいましたが、我々理学療法士にも活用、応用できる知識を御教授頂けたと思っています。理学療法の臨床に繋がるヒント満載の講演会でした。OH!NO!が印象深かったのは円回内筋症候群、前骨間神経麻痺、正中神経高位麻痺の考え方と病態、節前・節後神経障害の評価の考え方でした。

その中で、一つ一つを丁寧に評価され、病態を推察し、Tinel signと触診、MMTを行われていることに、我々の方向性は間違っていないんだということを再確認できました。

一流と云われている人はやっぱり、『これでもか』っていうぐらいに丁寧に所見を取っているんです。

OH!NO!も更に、丁寧に所見と取って治療に当たりたいと思います。

POPULAR POSTS

BLOG ARCHIVE