2017/04/08

肩峰除圧術と運動療法の比較



この報告では、ステロイド注射や単なるストレッチングなどの保存療法で改善が得られなかった肩峰下インピンジメント症候群患者102人を対象に、運動プログラムと鏡視下肩峰下徐圧術の関連を無作為化比較試験(51人づつに振り分けて)で検討しています。


腱板と肩甲骨の安定を目的とした肩峰下の軟部組織をターゲットとした運動療法を12週間行った結果、Constant-Murleyスコアは有意に改善し、肩峰除圧術と同等の治療成績となりました。
機能解剖に即した運動療法の重要性を示唆した内容の論文です。臨床成績の示し方についても学ぶことができました。
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