2019/09/14
加谷光規先生の手術を見学しました @ 羊ヶ丘病院 Sept. 13th, 2019
私には尊敬している整形外科医が3人います。そのお一人が加谷光規先生です。
加谷先生の凄さを一言で表現することは難しいのですが、私の感覚としては「訳の分からないことを言わない医師」です。学術的に素晴らしいことは言うまでもなく、多くの論文をお持ちです。それだけでなく病態解釈が理路整然としておられ、一つ一つの所見を丁寧に評価・検証された上で治療を行われています。「ただ治すことだけを考えて」「無駄な手術を減らす」「必要な手術しかしない」すべて同意です。もちろん人間味溢れる優しい医師です。患者さんへの接し方、診察、手術、その全てが尊敬できる整形外科医はなかなかおられません。手術も先生のお人柄を表していて、丁寧で、正確に、患者さん一人一人の病態にマッチングした内容です。加谷先生との出会いは私の理学療法士人生において大切な宝と言っても過言ではありません。
今回は私が京都でリハビリをさせて頂いている患者さんを加谷先生に紹介させて頂き、鏡視下手術をして頂きました。詳細は書けませんが、私が何と戦ってきたのか、病態解釈は正確だったのか、答え合わせができた手術見学となりました。巷で人気のハイドロリリースの効果についても考えることが出来ました。きっと今回ご紹介させて頂いた患者さんも今後リハビリが良好に経過していくことと思います。加谷先生には感謝しかありません。
そんな加谷光規先生が令和1年10月1日に足立外科・整形外科クリニックへ移動されることとなりました。北海道や札幌で一般整形はもちろんスポーツ整形や股関節痛にお悩みの方や信頼できる整形外科医をお探しの方は是非受診なさってください。こちらには私がマブダチと思っている理学療法士の堀内智行先生も移動されます。きっと適切で最適な診断・治療・リハビリテーションが行われると思います。私もまたお邪魔させて頂きたいと思っています。
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第15回日本股関節鏡研究会でパネリストとして発表しました @ ACU-A Sept. 7th, 2019
第15回日本股関節鏡研究会で「グロインペインにおける脊椎体幹機能障害」についてパネリストとして発表しました。
このような機会を与えて戴きました大会長の羊ヶ丘病院 副院長 加谷光規先生には大変感謝致しております。
股関節鏡術後の理学療法において「体幹筋力強化」や「体幹安定化」が有効とする報告は多くありますが、「体幹安定化」とはどういうことなのでしょうか。常々疑問に思っていた「体幹安定化」について自身の意見を述べさせて頂きました。
私の「体幹安定化」に対する考え方は骨盤後傾が十分に行えるだけの脊椎可動性を改善させるということです。このことについてはいずれ何かの形で発表したいと思っています。
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第7回 整形外科リハビリテーション学会 大阪支部・神戸支部 合同症例検討会に参加しました @ 千里中央病院 Sept. 1st, 2019
第7回整形外科リハビリテーション学会大阪支部・神戸支部合同症例検討会にファシリテーターとして参加しました。今回のテーマは肩・肘でした。拘縮肩、肘投球障害、上方関節唇修復術後、上腕骨近位端骨折術後の4症例について検討を行いました。
普段臨床の場面で行なっている病態解釈のための評価やそこから導く臨床推論の立て方そして具体的な治療方法について積極的にディスカッションが行われました。
私も自分ならどう考えるか、病態をどう解釈するか、そして何をするかについて意見を述べさせて頂きました。
理学療法士として「臨床力」を向上させるためには論文を読み知識を増やす、治療技術の腕を磨くなど様々な方法がありますが、病態をどう解釈するかについてディスカッションする症例検討が「臨床力」向上には必要不可欠だと思います。
私が勤務する京都下鴨病院理学療法部では毎日ランチョン症例検討会を行なっています。力をつけるために簡単に行える方法です。理学療法士の先生方は是非症例検討を行なってください。
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第45回日本整形外科スポーツ医学会でパネリストとして発表しました @グランフロント大阪ナレッジキャピタル Aug. 30th, 2019
第45回日本整形外科スポーツ医学会のパネルディスカッションで「鼠径部痛症候群に対する理学療法〜鼠径部由来鼠径部痛の評価と治療」についてパネリストとして発表しました。
座長の労をお取り戴いき、このような機会を与えて頂いた大分大学教授 津村弘先生、産業医科大学若松病院診療教授 内田宗志先生には大変感謝しております。
日本の鼠径部痛に対する治療のトップランナーの先生方と共に講演させて頂きとても有意義な時間を過ごすことができ、私自身も勉強になりました。
私は鼠径部痛症候群の動的評価方法と理学療法について発表しましたが、多くの医師や理学療法士の先生方の診療の参考になればと思います。
学会前日に開催された会長招宴にも参加しました。元ラグビー日本代表の箕内拓郎選手(元NEC)と大野均選手(東芝)のお二人と同席することとなり、普段はあまり聞けないラグビーの話を伺うことも出来ました。お二人にお話を伺うなかで、トップアスリートはどの競技をしていいても競技やコンディションに対する考え方は共通する部分が多くあると感じました。話の詳細についてはここでは内緒ですが、これからもただ治すことだけを考えて理学療法に邁進していきたいと感じました。
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