京都下鴨病院で整形外科の理学療法士をしている小野志操のブログです。
肩関節・肘関節・手関節・股関節・膝関節・足関節・腰背部の術後療法や保存療法、スポーツ障害に対するリハビリテーションを行なっています。
すべては患者さんの笑顔のために」 All for a smile of patient... by OH!NO!DX

症例報告を書くということ

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今、OH!NO!DXは症例報告を書いている。

臨床研究といえば、大規模試験というイメージがある。特に理学療法士の世界では、そういう報告が今まで少ないせいか、EBMやEBPTといわれるようになってから、特にそういう傾向が強い。

でも、臨床研究の基本というか原点はやっぱり症例報告だ。そこを蔑ろにしてはいけない。

もちろんサンプル数が多いほうが何かとものが言いやすいのも確か。

ただそれは、対照群と有意差を出すための手法に過ぎないともいえる。

RCTとはいえ、結局は目の前の患者さん1人1人を良くするためにどうするかという積み重ねが必要ということだ。

臨床にいる理学療法士がしなければいけないこと。

それは、目の前にいる患者さんに、いつから、どれくらいの頻度で、何をして、その結果どうなったのか。

これを示すということ。まずはそれをちゃんとしなければいけない。

われわれ理学療法士がお手本とするべき医者の世界でも同様なようだ。

Vandenbroucke JP. In Defense of case reports and case series. Ann Intern Med 2001;134:330-334

「症例報告は医学の進歩において基礎の一つであり、多くの新しい考えを提供してくれる。」

症例報告を書くということが臨床にいるものとして、とても大切ということを教えてくれる。

忙しさに感けて最近カルテが杜撰になっていることを反省しつつ、今日のブログを締めくくる。

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