京都下鴨病院で整形外科の理学療法士をしている小野志操のブログです。
肩関節・肘関節・手関節・股関節・膝関節・足関節・腰背部の術後療法や保存療法、スポーツ障害に対するリハビリテーションを行なっています。
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98.9%ではまだまだダメという世界

2回目の更新でいただいた認定証

呼吸療法認定士の認定証が送られてきた。

2002年に合格したので、この認定資格をとってからもう10年近くになる。

呼吸療法にほとんど携わっていないOH!NO!DXには「宝の持ち腐れ」的な資格だが、折角取ったので更新を続けている。

5年ごとに更新手続きをしなければいけないので、今回で2回目の更新となる。

ところで、質量の起源といわれる仮説上の素粒子「ヒッグス粒子」が見つかったという新聞記事を読んだ。

欧州合同原子核研究所(CERN:ジュネーブ)によると「ヒッグス粒子」の存在を確認する手掛かりを得たということらしい。

凡人のOH!NO!DXには「ヒッグス粒子」についての理解は不可能だ。というか、理解しようという気すらおこらない…。(難しすぎます)

この研究には世界で大きく2つのグループが携わっているそうだ。

そのひとつアトラスグループの東大准教授 浅井祥二先生によると、原子核を構成する陽子を光速を超える速さで衝突させる実験をするとこの「ヒッグス粒子」なるものが検出されるとか。

条件を満たすのは100兆回のうち100回の割合らしく、検出するのが難しいそうだ。

だから500兆回実験してデータを解析し、特定範囲内のデータが「ヒッグス粒子」由来と判断できるのは98.9%だったとのこと。

でも浅井准教授は「98.9%では、100回に1回は間違えているので、まだ発見したと喜べるレベルではない」と言っている。

98.9%でも喜べない。「本物」の科学の世界は凄い。

98.9%ではまだまだダメで99.9%でなければいけないそうだ。

先日のシンポジウムのときに大魔神先生から「肩の挙上角度が180°ではまだまだダメだ。190°なければ話にならん。」と言われたことを思い出した。

角度云々という意味ではない。

「本当に、良くしつくしなさい。」ということだ。

「本物」とはそういうことだ、ということを学んだ。